ぼやきのバンドネオン

ハビエル&アンドレア

ゴールデンウィーク、棚田晃吉・典子先生の招待でやって来た素敵なダンサー。
カッコいかったね~。

毎年両先生が招くアルゼンチンタンゴダンサーによるセミナー、教えられる事が多く楽しみしてるんだよ。
考えてみれば、アルゼンチンまで行って長期滞在し、ダンサーを見極め、交渉して日本のゴールデンウィーク合わせて招待し、セミナーとミロンガを組立ててタンゴファンに旬なタンゴを見せる。これは正に事業だよ、大変なエネルギーを持ってないと出来ないね。

ハビエル&アンドレアのデモを見ようと、さよならパーティでは200人を優に超えるファンで犇いていたよ、大盛況?そう言う事ではないんだよ、オレは棚田両先生のビシネスを超えた熱い情熱と、タンゴファンに対する大きな愛を感じるね。
あらためて、両先生には敬意を表しますのだ。

オレも参加したのだセミナーに、、、
若いのに威風堂々としてるんだ、偉そうでもないんだよ、ジョークとパフォーマンスで爆笑させながら、優雅にして堂々、変にカッコ付けてないのにカッコいいんだね。

ワザらしい事はほとんど教えなかった、言って見れば、タンゴを踊る”男女の調和”がテーマだったと理解したね、オレは。
先ず、男性がどう立つか、それに対して女性がどの様に向き合うか、男性はどう歩き女性はどう受けるのか、次に流れる曲と調和する動きとは、、、、
そうなんだよね、オレ10年やってるんだよ、でもこの初歩のお話がとっても新鮮で超上級のお話に聞こえたんだよ。

ハビエルは言うんだ「踊ってくれ、エクササイズじゃないんだ」

特に大勢集まった女性には、不満顔でNG連発だったね。
「バナナ、バナナ、」つまり男性と腹が接して胸と顔が離れてる、とか、胸は接していても顔が離れている形、その反り返った形がバナナだというのだ。
また、歩き始めると「お尻を置いていってしまう」結果やはりバナナである、(後退で、お尻が足に伴わず男性の領域に残る)と言うのだね。

踊りだす時左手で、先ず女性の右手を取って右手を女性の背中に回す、オレは今までこうしてきた、同じようにする人は多いと思っている、ところが、ハビエルは言う。

「先ず男性が真っ直ぐ立て、次に女性は自分の右頬を男性の右頬に合わせよ」
それから女性は両手を翼を広げるようにして男性にあずけるんだ。

女性のその手の動きを「津波の様に」と言ってたよ。
なるほどこの一連の動き、女性の背筋が伸びて、手の動きも優雅で美しいね~

ハビエルの歩きは実に自然であった。
だからと言って、街中を歩くのとは違うんだろうね、踊りなんだからさー、
「かかと、かかと、」と踵をきちんと使う事を男性には強調した。
ズルズル歩くなという事だろうね。彼の足は着地の時普通に爪先が上がってる、ピッとね。

オレ、爪先を床から離すなと教わった記憶があるね、その後、そんなに拘らなくていいよとも習った、でも、女性の友達の中には、「男性を選ぶ時は爪先の上がってるのはダメだと教わった」と言ってるのもいるよね。更にお尻もしっかり締めろって言われたよね。

ハビエルは言った「おかしな緊張が不自然な動きを作る、お尻を開いて開放的に足を使え」

オレ達日本人、どう踊ればタンゴなのだろう?
この疑問はいつまでもつきまとう。
解ったつもりで踊っているが、解ってないのかもしれないな。
気持ちよく楽しんでるけど、違う踊りで楽しんでるのかも知れないな。

西洋人が柔道をどれほど理解しているか、日本人は疑問に思う、形は酷似していてもその内なる心を理解しなければ、やがて違うスポーツになってしまう危険があるってのは、オレもそう思うんだ

今回ハビエルとアンドレア
進化するタンゴを携えて、表現がいくら変わってもアルゼンチンタンゴはここの処は譲れないのだ、と言う所を誇り高く示して下さったと、オレは感じたね。


続きは後日ブログにも書こかな、、、
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