Mana
 のタンゴの細道 006

マナの姐さんと呼んでいいのよ


「ワクワクさせて?」

続きはすぐにお届けします、なんて言っておいて、うかうかとミロンガを飛び回っているうちにもう9月。秋になってしまいました。天高い季節、汗みどろで踊るミロンガも楽しかったけど、涼風の中で野外タンゴなどはいかがかしら?

今回のお題は、ほんのちょっぴり技術的なことかも。

ワクワクさせて、ね?

男性のみなさん、女性をワクワクさせてますか?女性のみなさんどんな時にワクワクしますか?

manaの場合は、次の3つのワクワクポイントを持っています(ごく簡単にいってだけどね)。一つのポイントごとに踊りたい気持ち、リードに応じたい気持ちが高まっていって、踊る幸せを感じちゃう。

1、一歩め

 男性はどんな気持ちで、踊りの一歩めを踏み出しているのかしら?女性は一歩めのリードをすごく楽しみにしてるって知ってます?

アブラッソがすぐに馴染んでスムーズなカミナンドに入れる。なんて気心のしれた相手がいれば最高ね。だけど、大抵の場合アブラッソしてからしばらく重心とシンクロ具合確かめるために揺れるでしょう?その時、向かい合っている女性は、ただ揺れているだけではありません。彼女たちは次の動きを夢見ています。

それなのに女性の方なんか見ずに、次の動きに行くのに夢中になりながら一歩めを踏み出したりしたら勿体ないわ。

その一歩はこれから一曲の踊りを象徴する一歩

次のステップに移るための一歩かもしれないけれど、その一歩は願わくは女性の気持ちを裏切らない丁寧な一歩であってほしいの。繊細でよし、ナチュラルでよし、男性的でよし。その人らしく、その曲らしくさえあれば。

女性から見て右側に出るのがオーソドックスだけど、丁寧に重心を探っておいて左側に出る男性、絶妙のタイミングでカミナンドに入ってくる男性も…。重心移動のフェイントをかけて、女性の脚を進行方向にふっと出させるのも小粋で素敵。

女性のみなさん共感して頂けますか?こんなところでドキドキするのはひょっとして私だけ?

2、クロス

じゃあ、これはどう(笑)?

クロスやレゼルシオン(後ろ横閉じる)は、いまどき流行らないという話があります。でも、クロスがなかったらこのドキドキがなくなってしまうかと思うとちょっと勿体ない。

まず、クロスはいろいろな動きに発展する可能性があるから、次は何?っていう期待感。ワクワク。そして、いったん意図的に真正面からずらされたお互いの身体が、再び完全に向き合うという一体感。ワクワク。今あらためてお互いを認識しあう、そして一緒に何かしようという瞬間のドキドキワクワク。manaは大好き。

そんなワクワクを妨げられる時。それは男性がクロスがきちんと組まれるの待ちきれず、足がいい位置におさまらないうちに次の動きにいくとき。女性はこれをされると、結構バランスが崩れます。思いやりがたりない感じがして気持ちが萎えてしまいます。
焦らないでも大丈夫。きっとついて行くからね。

あと、これはそもそもワクワクもしないのだけど、「ほらクロスしろ」ってリードじゃなくて、態度や言葉であらわされるのもちょっと困ります。

こんな素敵な気持ちになれるクロスをこそ、気持ちよくリードしてほしいものね。

3、ラストのポーズ?

字余り、字足らずはその時々で仕方ないとして、ラストは音楽に合わせて止まるという時、うまく動きに収まりをつけるのはきっと大変でしょうね。でもその努力は絶対に報われるはず。女性もやはりラストは期待でワクワクしてるはず。

ポーズ?って書いたのには意味があって、ここでポーズを取るのか取らないのかが、また考えどころなのではないかと思うの。それぞれのメリットは女性の側からするとこんな感じ。

・ばっちりポーズ
無理なく綺麗に決まればもちろん楽しいのです。但し、場所と思いやりと…あと大事なのは情緒!!

場所がないのに脚を後ろに長く出すリードをされて人に踏まれたこと、人を蹴ったことは数知れず…(涙)。人を蹴って一番悲しい気持ちになるのは蹴ってしまった本人女性です。どうぞリードする方、周りには気をつけてね。

男性に体重を委ねたり、無理な姿勢になることも多いもの、刺激的で楽しいけれど。そういうリードをした後は、曲の余韻が消えたら”必ず”助けおこしてほしいの。これがなかったら好感度半減、反対に気分良く助けおこしてくれたら好感度2倍です。

余談ですが…先日manaはラストタンゴを大好きなミロンゲーロと踊っていたの。彼に格好良くポーズを決めて貰った直後、肩紐がスルり。相手はどうしたと思う?「おっ」と目を丸くして驚いた次の瞬間、何事もなかったかのように肩紐を上げてくれました。もちろん助けおこしてもくれました。もちろん、私は余裕のミロンゲーロっぷりに惚れ惚れ…「また今度踊ってね」ってやけに一生懸命口説いてしまったことはいうまでもありません。

ことほどさように、ポーズのアフターケアは大事ということなのです。

・ポーズを取らない
常にポーズを取ってる男性には、今ひとつ想像しづらいかもしれないけど…。ポーズを取らない人は最後に脚を後ろに出すことすらしない時もあります。曲の終わりに合わせて、二人が向かい合ってお互いを感じあう形になるの。

もちろん、脚を勝手に出させないように心持ち女性を引き上げる胸のリードがあって、そのリードに対する女性の信頼があってこその、この終わり方。

向かい合って曲の余韻を味わう気持ちは、さしづめ恋人気分(笑)?manaは大切にされている感覚が味わえるこの終わり方が大好きです。まわりの女子にも同じようにいう人が多いから、もしも試したことない人は試してみてはいかがかしら?


あ、しまった。もう一つワクワクしどころ「アブラッソの順序、情緒」っていうのがあったのだけど、これはまた次の機会に回して、今回はここまででいい?

本当はね、男性にワクワクさせてもらうだけじゃなくて、女性も男性にワクワクをあげなきゃ。それでこそ本物のミロンゲーラじゃないかしら?

まだまだ、ミロンゲーラへの道は遠いみたい。

次回は男性にワクワクをあげるための一つの要素「飾り足」について「誰のために飾るのか」なんてことをお話ししてみようかなぁ、と思ってます。他にもご要望があったら、どしどし下のメールアドレスへどうぞ〜。

もちろん、ご意見ご感想もお待ちしてまぁす。(多分)もれなくmanaのお返事つきです。よろしくね。

ふ〜む、受身側の女性の楽しみ方でもあるよね、、、チェックされとるぞ、、男性諸君!!
男性から見て、女性を導く最初の一歩は、高級車のドアーをあける瞬間に似てると、誰かが言ってたっけ。
高級車だからね、


 お戻りになりますか?